うんちタイムぶりり

幸せになりたい。

10月4日

好きなバンドのライブに行ってきたよって話を延々とするから興味ない人は読まなくていいよ(予防線)。

 

・ライブに行ってきた
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マジで唐突なんだけどライブに行ってきた。昨日なんとなくHPを見たらまだチケットが残っていたので勢いで取ってしまった。初めてバンドのライブというものを観に行くにあたって期待だったり不安だったり色々あったが、結果としてはもう何も言うことねえ……語彙力……みたいな気持ちで会場を出ることになって大満足。最高でした。ありがとうございました。

さて、某ウィルスの影響下でライブなんてというこのご時世、自分の大好きなロックバンドが出した答えの一つは「喋るな」「間隔を開けて座って観てろ」というものだった。ロックバンドのライブってなんか前の方でぎゅう詰めになって腕を振りながら大声で一緒に歌ってるもの……みたいな偏見を抱いている方も多いのではないだろうか(個人の感想です)。個人的には飛び跳ねてる人間やなんか吠えてる人間がすごく苦手だし立ってると疲れるしで、ぶっちゃけせーのでみんな座って大人しくしようぜって思ってたから今回のコンセプトはすごく良いと思った。良い音楽は座って聴いても良い音楽なのだ。

それからもう一つ、今回のライブは「公演時間が1時間」という珍しい(よね?)ものだった。夕方からのライブに参加しても夕飯の時間には帰宅できるってすごいことだと思うんだよなぁ、もちろん良い意味で。まあ大人の事情とかもあるんだろうけど、それはこっちが気にすることじゃないんだよな。これは知らん人の同意が得られるか微妙だけど。

とりあえず初めて観に行くライブがこんな社会情勢下でなかなか特殊なものだったよってことと、そんなことは全く気にならない楽しいライブだったぜって話。

 

・唐突な自分語りはオタクブログの特権

この話をしないといけない気がするから書いておくと、自分はUNISON SQUARE GARDENというバンドを追いかけて9年目になる。高校の先輩がCDを貸してくれたのがきっかけだった。それまではなんとなく世間で流行ってる曲をちょろっと聴くくらいしか音楽と関わりがなかった自分が、初めて好きになったバンドというものだった。で、その8年と数ヶ月のその間何をしていたかというと、TSUTAYAでCDを借りたり、自分でCDを買うようになったり、ライブ行きてえなぁって思うようになったり、たまにメンバーのブログを読むようになったり(ファンじゃない人が読んでも面白いと思うから音楽好きな人は読んでみてほしい)、曲書いてる人が色々なところに提供してるからそれをチェックしてやっぱこの人天才だな〜っつったり、まあ陰のオタクみたいなことをしてた。要はずっと「機械の向こう側の人たち」のファンだったのだ。

自分が音楽好きになったのも、そこから少し聴く音楽の幅が広がったのも、一時期オーディオのオタクに片足突っ込んだのも、この人たちのおかげだったりする。だから単純に好き♡というよりも尊敬とか感謝とかそういうのが混ざっていて、「機械の向こう側の人たち」だったことも考えると、なんというか自分にとって神様みたいな存在だったのだ。ここまでが今回の背景みたいな話。

 

・もう一度今日のライブの話

で、今日(日付の上では昨日だけど)、ライブに行った。チケットを買い、入場着席し、開演のアナウンスが流れた。ライブが始まる。ボーカルが歌い始める。この時の自分は、ついに大好きなバンドのライブを生で観られることに興奮していた。で、ステージの幕が上がって、演奏中のメンバーが見えて、その瞬間涙が出た。ずっとどこか別の世界の存在だと思ってた人たちが目の前にいて、それがなんだか嬉しくて、もう意味わかんなくて気持ち悪いけどずっと泣いてた。隣でキモいオタクが泣いてたら絶対恐怖の対象でしかないから会場が暗くて本当によかったと今になって思う。なのでライブについて語ろうにも前半はずっと泣いてたのであんまり分かんない……。うわーってなって泣いて、好きな曲きたっつって泣いて、歌うめー演奏すげーって泣いて、ベースの人なんであんな飛び跳ねて回って踊りながら演奏できてんだろ……って笑って泣いて、本当にずっと泣いてた。暗い会場でよかったと心の底から思う(2回目)。

結局、MC挟んだあたりでようやく落ち着いた。つまり貴重な1時間の半分を泣いて過ごしてしまったのだ。最高にアホ。まあその分後半を200%楽しんだからヨシ! って言いたかったんだけど、落ち着いたらめちゃくちゃトイレに行きたくなってずっと戦ってたから180%くらいしか楽しめなかったよ〜っていうなんとも情けない結末。正直オムツ履いてくるべきだと思った。その場で出して何食わぬ顔で満喫すべきだった。ていうかオムツ履いてないけどその場で済ますか本気で迷ったもん。次はオムツ持参で行くぞ!!!

とまあ文章にしてみるとお前何しに行ったんだよ感がすごいけど、最高に楽しかった。生で聴くロックバンドがこんなに凄くてカッコよくて楽しいなんて知らなかった。これでようやく純粋に「好き」になれた気がする。次がいつになるかは分からないけどまた行きてえなぁって今から思い続けてそれまで頑張ろうと思いました、おわり。

 

 

 

 

推敲がてら読み返してみるとシンプルに気持ち悪かったのでお蔵入りにしたくなったけどそれも勿体ない気がするので、ここまで読んでくれた感謝を込めてお口直し的な感じで普段書いてるようなことも書いておく。

 

・ブログを書くときに考えてること

一口にブログと言っても様々な人が様々な人に向けて様々なテーマのブログを書いているので、何を書くのが正解というのは当然存在しないはずだが、それでも自分が書く上での自分にとっての正解のようなものは一応存在する。このブログにおいては「書かれることに意味があること」と「読まれることに意味があること」を両立することを正解としている。

まずは「書かれることに意味があること」だが、これは要するに「自分が書きたいと思ったこと」であり「自分が読んでほしいと思ったこと」だ。オタクの自分語りを書きたいときもあるし読んでほしいときもあるのだ。逆に書きたくないことは書かないし、別に読んでくれなくてもいいものは書くだけ無駄なので、これを満たせないものは必然的にそもそも書かれないことになる。じゃあこの基準いらねえな?

そして「読まれることに意味があること」、これは難しい。単純な話、書いても誰も読まないならトイレットペーパーの裏にでも書いて流せばいい。もう少し真面目な話をするならば、自分の「書きたいこと書いたから読んでほしい」と貴方の「こいつの書いたことを読みたい」のマッチングを目指すこと、だろうか。ブログを書いたらTwitterに流すので、まずはTwitterのフォロワーに読んでもらえるように。そして一応全世界に向けて公開してるので見知らぬ誰かが読めるように。貴重な時間を使って読んでもらう以上は読んでよかったと思ってもらいたいのだ。健気でかわいいね♡ いつも読んでくれてありがとうね♡

 

そんじゃ!