うんちタイムぶりり

幸せになりたい。

6月13日

虚無かった4月が終わり、虚無い5月を抜けると、僕を待っていたのは虚無以下の6月だった。真夏日! 梅雨入り! アホちゃうか? 生きてるだけでこんなに不快な気持ちにさせられるの本当になんなんだよ。

 

・なんか毎年雨降る時期あるよな

自分の住んでいる地域は一昨日すなわち6月11日に梅雨入りしたらしい。テレビも新聞もネットニュースも見ないタイプのオタクだからさっき知った。僕ってめっちゃ梅雨嫌いなんですよ〜って言おうと思ったけど冷静に考えて梅雨が好きな人っているのか?

 

・夏が嫌い

夏が好きって言う人がマジで信用できない。南半球出身って言われなきゃ納得できない。夏なんて暑いだけじゃないかと僕は主張したいが、友人曰く「夏はエモいから好き」らしい。まあそれはめちゃくちゃ分かるんだよなぁ。

ぅゅちゃんは今5歳だけど、小学生の頃の梅雨ってもう少し薄暗かった気がするんだよね。もっと涼しくて連日雨が降ってて“灰色”って感じだった、たぶん。だから梅雨が開けてバカみたいに晴れた暑い日が来ると夏だな〜なんて気分になってたと思う。夏になったら夏休み、カブトムシを捕まえたり、学校の友達と海やお祭りに行ったりしていた。

ところが今は梅雨入りする前からカスみたいに暑くて、梅雨入りとか言ってもほとんど雨が振らなくて、1ヶ月くらいしたらクソボケみたいに暑い夏が来る。大学を中退した人間に夏休みは来ないし、虫は嫌いになったし、海や祭りに行くこともない。ファッキンクソアホ暑いだけの期間を好きになれるはずもない。人生を踏み外した罰のようにさえ思える灼熱地獄、それが夏。

でもこうして書いてみると普通の人は夏休みはないにしろ、帰省して古くからの友達と会ったり、どこかへ遊びに行ったり、まあ楽しいんだろうなとは思う。というわけで夏なんて暑いだけの季節が好きってのは分かるよって話。

 

・“正しい夏”

青い空。入道雲アスファルトと水田。麦わら帽子。そういう“正しい夏”みたいな概念ってあるじゃん。さっき書いたけど夏休みとか、カブトムシとか、海とか。この“正しい夏”については僕もエモいなぁって感じる。結局のところ「夏が嫌い」ってのは“正しい夏”が訪れないことに対する僻みなんだと思う。僕は“正しい夏”のエモさを身を持って知っているし、今年もそれが訪れないことを知っている。だから夏なんて嫌いだってぷんすか拗ねちゃうんだよね。ぷんぷん。

 

・梅雨を好きになるためにカワイイ傘で気分を上げよう♪なんて抜かすバカをコンビニのビニール傘でぶん殴りたい

 

 

 

おしまい。