うんちタイムぶりり

幸せになりたい。

11月7日

バイト先の飲み会に参加してきた。参加してきてしまった。その経緯と顛末を書いていこうと思う。

 

僕の記憶が正しければ、飲み会の話が出た時点で「誰が行くかよバ〜〜〜〜〜〜〜カwwwwwwwwww」って鼻をほじりながらTwitterに投稿したと思う。ところがその後、出欠の回答さえ面倒くさくて締切の日まで放置していたところ、バイト先で待っていたのは店長の「○○君、送別会の出欠未回答だけど来るよね?」であった。いい笑顔だった。「ッ…もちろん行きますよ〜w回答忘れてました〜w」僕は答えた。いい笑顔だった。過去に戻れるならこいつをボコボコにして顔の上でブリブリしたい。クソが。

 

コミュ障というと「アッ……アノ……」みたいな生き物を想像する人が多いかもしれないが、多分こういうのが本物のコミュ障なんだと思う。行きませんって答えたあとの煩わしさを考えると、行きますって言い切ってしまう方が楽だと考えてしまう。行きたくない理由はある。友人でもない人間と食事したくない。お金を使いたくない。単純に面倒くさい。しかしこんなことを面と向かって言えるはずがないではないか。相手は僕が今のバイト先で働き始めてからずっとお世話になってきた偉い人なのだ。それを「面倒くさいから行きたくないで〜すw」って言える人がいるならその鋼のメンタルを是非ともお借りしたい。というわけで何か適当な理由を「ッ…」って言っている間に考えてみたが思い付かなかったので僕の負けだ。「もちろん行きますよ〜w」って。死ねよ。黙っててくれよ。

 

まあ分かってはいるが、自業自得なのだ。さっさと欠席に○をつけて「ごめんなさいその日は予定が〜」とか適当に言っておけばよかったのだ。それすら億劫がった自分が悪い。これはそういう話だ。だが、自分は当然参加するものだと思われているのはなんとなく察していたし、断ったら何か言われるかもしれないし、上手く切り抜けられる気もしないし、そんなことを考えてしまってからの「もちろん行きますよ〜w」なのだ。許してやってほしい。

 

さて件の飲み会に参加してきたが、結論から言うと虚無であった。バイトが終わってからの参加だったので、会場の店に到着したら既に地獄が広がっていた。間接照明かカーペットにでもなりたい気分だった。間接照明の形態模写を始めるわけにもいかないので適当に挨拶だけして空いてる席に座った。他の店舗との合同開催だったのだが、自分の店舗からは数人しか参加しなかったので知らない人に囲まれた。なんかよくわからない飾ってある植物になるか帰るかしたかった。唐突にパックンフラワーのモノマネをするわけにもいかないので静かに座っていた。自分の席にはグラスに注がれてぬるくなったビールが置いてあった。食欲が微塵もなかった。周りが馬鹿騒ぎする中、一人眠そうな顔でタバコを吸った。罰を受けている気分だった。そう、これは罰なのだ。あらゆることを後回しにしてきたツケを、虚無への課金という形で払わされたに過ぎない。2本しか残っていなかったタバコは30分で無くなった。同じ会費を払ってるはずなのに、申し訳ない気持ちで料理を取り分けて食べた。透明人間になりたかった。2時間半が過ぎ、解散となった。「お疲れ様でしたw今日は楽しかったですw」って反省の言葉がスラスラと出てきてちょっと面白かった。

 

反省文を書かされたことはないがきっとこんな感じなのかなぁって気分になっている。オタクとしか酒飲みたくないなって改めて強く思った1日だった。